かっこいいお庭を作るなら!ロックガーデンのコツ

かっこいいお庭を作るなら!ロックガーデンのコツ

みなさんこんにちは、NIWA colorです。
外構デザインの一つに「ロックガーデン」という石と植物が調和したデザインがあります。
自分でDIYもできて、おしゃれな外構にできるので、とても人気があります。
今回はかっこいいお庭を作りたい方のために、「ロックガーデン」の作り方のコツをご紹介していきます。


ロックガーデンとは?
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ロックガーデンは、自然な雰囲気を持つ庭のデザインで、傾斜地や斜面に配置された自然石が土を留め、その隙間に植物が植えられます。
一般住宅の小さな庭から、公園のような広大なスケールまで様々な大きさがあります。

ロックガーデンは観賞用として楽しむ以外に、石を置いていることで、水はけがよく、土の温度を一定に保つという植物に嬉しいメリットもあります。


使われる石材
かっこいいロックガーデンに欠かせないのは、石材です。
割栗石、溶岩石、大理石など、ロックガーデンで使用される石材は様々ですが、石材によって庭の雰囲気が大きく変わります。
ここでは、おすすめの石材をご紹介していきます。

・溶岩石
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出典:株式会社脇田石材

溶岩石は、噴火した溶岩が固まってできた石で、そのゴツゴツとした外観が特徴です。
多孔質であるため、水の排水や保水に優れています。
ブラックやレッドの色調があり、ブラックは和風やモダンな雰囲気に、レッドは南国風のデザインにぴったりです。

・割栗石
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出典:大坪GSI株式会社

割栗石は、岩石を砕いてできた石で、大きな径(100~200mm程度)が特徴です。
砂利や砕石よりも大きく、石同士がしっかり噛み合い、崩れにくい性質があります。
ブラック、ブラウン、グレー、ピンク、イエローなど多彩な色があり、どんなロックガーデンにもマッチします。

・大理石
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出典:スタイルストーン

大理石は、石灰岩が熱によって再結晶した変成岩です。
特にホワイトロックは光を反射してキラキラと輝き、高級感があります。
美しさや上品な雰囲気を追求するなら、大理石が最適です。


多肉植物
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石材だけではなく植物もロックガーデンには欠かせません。
ロックガーデンに使用される植物は、乾燥に強い多肉植物やサボテン、高山植物、オージープランツなどがあります。
多肉植物は、葉や茎などに多くの水分を含んでいる植物です。
乾燥地に生育することが多く、日当たりが良くて風通しのいい場所で育ちます。
代表的なものには、セダムやエケベリアなどがあります。

多肉植物は日当たりが好きなため、ロックガーデンでの配置には陽光が豊富に当たる場所を選びましょう。
特にお庭の南向きのエリアが適しています。
また、多肉植物は適度な水分管理が必要なので、土が完全に乾燥する前に適量の水を与え、過湿気を避けるようにしましょう。


高山植物
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高山植物は、その名の通り、高い山々で育つ植物をいいます。
高山植物は、雨や雪が少なく、乾燥しやすく、寒冷な環境にも強い特徴があります。
そのため、ロックガーデンに取り入れるのにぴったりの植物です。
代表的な種類としては、シャクナゲやユキワリソウが挙げられます。

高山植物は、四季折々の変化を楽しむことができます。
春には花が咲き、夏には緑が広がり、秋には色とりどりの葉が彩りを添えます。
多肉植物と同様に水やりを適度に行い、過湿気を避け、土が完全に乾燥する前に適度な水分を与えましょう。


デザインパターン
自然素材を使ったロックガーデンは、石材や植物を通していろんなデザインパターンを楽しむことができます。
和風や洋風など、違うスタイルを取り入れることで、お庭の雰囲気が一変します。
以下に和風と洋風のロックガーデンのスタイル例をご紹介していきます。

・和風
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出典:林業笠原造園株式会社 トレド

「浅間石」の溶岩石と植栽を組み合わせた和風ロックガーデンは、浅間山の風景を思わせる美しいデザインです。
登山愛好者にとっては、家で山の雰囲気を感じる贅沢な空間となります。

・洋風
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出典:株式会社ベストホーム

グレー系の石と植物を巧みに配置した洋風ロックガーデンは、明るい自然石をガビオンに取り入れることで洗練された雰囲気を出しています。
洋風な仕上がりが、庭全体に上品でモダンな印象を与えています。

ロックガーデンのデザインは、好みやライフスタイルに合わせてアレンジできます。
お好みのスタイルやテーマを取り入れ、庭を自分らしい空間に仕上げましょう。


まとめ
「ロックガーデン」の作り方のコツをご紹介してきました。
石と植物を組み合わせたこのデザインは、傾斜地や斜面に配置された自然石が土を留め、植物が隙間に植えられるスタイルです。
和風や洋風など、スタイルによって違った魅力を楽しめます。
お庭の大きさやデザインの好みに合わせ、割栗石や溶岩石、大理石など使われる石材も検討していきましょう。
さらに、多肉植物や高山植物を取り入れ、四季折々の変化を楽しむこともポイントです。
ぜひロックガーデンを作って自分らしく、かっこいいお庭を手に入れましょう。


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