味覚でも楽しむお庭!キッチンガーデンのコツ

味覚でも楽しむお庭!キッチンガーデンのコツ

みなさんこんにちは、NIWA colorです。
ガーデニングには花を楽しむ以外に、野菜や果物を楽しむキッチンガーデンという楽しみ方もあります。
鑑賞と収穫を同時に楽しむことができるので、充実したガーデニングライフを送ることができます。
今回はそんなキッチンガーデンの楽しむコツについてご紹介していきます。


キッチンガーデンとは
DSC00148.JPG
「キッチンガーデン」とは、庭としての楽しみと畑としての機能を兼ね備えたスペースです。
単に野菜を植えて収穫するだけでなく、植栽の美しさにも気を配り、見た目にも楽しい庭づくりを同時に行います。
畑で求められる機能性だけでなく、可愛らしいアクセントや支柱を見つけて楽しむことが、キッチンガーデンの魅力です。
野菜の収穫には時間がかかりますが、その過程が新しい価値観を広げるチャンスでもあります。
忙しい毎日を一時中断し、キッチンガーデンでのガーデニングを通じてスローな時間を味わうことは、心身のリフレッシュにぴったりです。
また、お子さんと一緒に楽しむことで、食物の大切さや手間を実感し、貴重な情操教育につながります。
スーパーで手軽に手に入る野菜が、実際にどれだけ手間をかけて育てられているかを体験することは、新しい価値観を見つけるきっかけとなるでしょう。


おすすめの植物
キッチンガーデンには、手入れが簡単で楽しめる植物がたくさんあります。
ここではキッチンガーデンにおすすめの植物をご紹介していきます。

・ミニトマト
27331930_s.jpg
ミニトマトは庭に明るさを添え、旬の季節感を演出してくれます。
初心者には特におすすめで、十分な日光を浴びると甘みが増します。
支柱が必要なので、枝を活用してナチュラルな雰囲気に仕上げると良いでしょう。

・バジル
28101877_s.jpg
バジルもベランダで簡単に育てることができ、ミニトマトと一緒に植えると相性抜群です。
水分を吸収し、トマトの甘さを引き立てます。

・きゅうり
24363421_s.jpg
きゅうりは日当たりと風通しがあれば、庭やベランダで手軽に育てることができます。

・ほうれん草
5040667_s.jpg
虫に強く、初心者に優しい野菜としておすすめです。
広範な用途があり、サラダやおひたし、味噌汁にも利用できます。

・小松菜
22617832_s.jpg
小松菜も葉菜類の中では育てやすく、初心者にもおすすめの野菜です。

・ナス
27297596_s.jpg
ナスは水を多めに与え、収穫期が長いのが特徴です。
紫色の花や茎、葉脈が庭全体にアクセントを添え、観賞しながら楽しめる野菜です。

・ラベンダー
28349917_s.jpg
また、キッチンガーデンで人気のハーブとしてラベンダーが挙げられます。
ラベンダーはハーブティーにして香りを楽むことができます。

・ワイルドストロベリー
26795498_s.jpg
ワイルドストロベリーはベリー系の人気者で水はけと日当たりに気を付けることで、どんな場所でも丈夫に育ちます。

季節ごとに楽しめる
キッチンガーデンの魅力は、季節ごとに変わる植物たちが庭を彩り、楽しむことができる点にあります。
植物の成長を見守りつつ、花や実の美しさをイメージしながら、四季折々の植物を選ぶことで、庭がいつも新しい表情を見せてくれます。
特に、始めるタイミングとしては、春が最適です。
春には様々な品種の種や苗が豊富に揃い、キッチンガーデンを始める絶好の季節となります。
季節ごとに植物を楽しむためには、春には華やかな花が咲く植物や、新鮮な野菜が育つ植物を選ぶと良いでしょう。
夏には色とりどりの実りが庭を飾り、秋には収穫の時が迫ります。
冬には庭の植物たちが休息する中、冬でも楽しめる植物や、庭全体を引き締めるようなデザインの植物を選ぶことがポイントです。
四季ごとに庭が変わるキッチンガーデンは、植物とのコミュニケーションを通じて自然のサイクルを感じられる素敵な空間となります。
新しい季節が訪れるたびに、庭での時間が特別なものになることでしょう。


必要なもの
5060356_m.jpg
キッチンガーデンを始める際に必要なものをご紹介していきます。

・培養土
キッチンガーデンを成功させるためには、適切な土づくりが欠かせません。
培養土は、肥料や有機物が配合され、そのままガーデニングに使用できる優れた土です。
花や野菜など用途に応じた培養土を選ぶことで、植物が栄養をしっかりと摂り、健康的に成長します。

・適度な水やり
キッチンガーデンは適切な水やりが必要で、1日1回の朝にたっぷりめに行うことが基本です。
水やりが足りないと植物が枯れ、逆に過剰な水分は根腐れの原因になります。
植物の健康を保つために、適切な水量でコツコツと丁寧に行いましょう。

・害虫対策
植物の成長には害虫や病気との戦いも欠かせません。
早期発見と迅速な対処が大切ですが、病害虫対策剤の使用も有効です。
植物にとって適した環境を保ちながら、植物由来の殺虫剤なども活用しながら、植物を保護していきましょう。


場所の作り方
3249912_m.jpg
キッチンガーデンを始める場所を考える上で、地植えスペースが限られている方やしゃがんでの作業が難しい方におすすめなのが、鉢植えを吊るす方法です。
鉢植えを吊るすことで日当たりと風通しを確保し、場所を取らないスペースでキッチンガーデンを楽しめます。
イチゴなど垂れて実る植物も地面に接触しないため、実が傷む心配がなく、安心して育てることができます。

マンションや庭の手入れが難しい方には、キッチンでハーブを育てるのもおすすめです。
ハーブは強健な性質があり、初心者でも手軽に育てることができ、室内での栽培なので虫の心配も少ないです。
お手入れが簡単で、さらにはインテリアとしても楽しめるので、室内に取り入れると素敵な雰囲気を演出できます。
適度な日当たりと風通しを確保することがポイントなので、窓の位置などを考慮しながら場所を選びましょう。
キッチンでハーブを育てると、料理の際に新鮮なハーブを手軽に収穫できます。
調味料を料理に加える感覚で、フレッシュなハーブを楽しむことができ、料理が一層楽しくなります。
自宅で手軽にキッチンガーデンを楽しんで、新鮮なハーブを取り入れてみませんか?


まとめ
キッチンガーデンを楽しむコツについてご紹介しました。
キッチンガーデンは、庭としての楽しみと畑としての機能を兼ね備え、鑑賞と収穫を同時に楽しむことができる素敵なスペースです。
野菜や果物を栽培することで、季節ごとに変わる植物たちが庭を彩り、新しい表情を楽しむことができます。
おすすめなのは、トマトやきゅうり、小松菜などの野菜やラベンダーなどのハーブもおすすめです。
どれも育てやすく初心者にも向いています。
キッチンガーデンを確保するスペースが限られている方は、鉢植えを吊るしてやキッチンでハーブを育てる方法もあります。
ぜひお家に合ったキッチンガーデンを楽しんでみてください。


【お庭の相談会&ガーデンツアー】
NIWA colorでは毎週土曜、ガーデンデザイナーが主催する「お庭の相談会」と実際に作られたデザインガーデンを歩いて回れる「ガーデンツアー」を開催しています。ぜひ新築の外構のイメージや、リガーデンの参考にしてください。
NIWA相談会バナー_アートボード 1.png