お家をもっとカッコよく!平家の外構デザインのコツ

お家をもっとカッコよく!平家の外構デザインのコツ

みなさんこんにちは、NIWA colorです。
今回は平屋の外構デザインのコツをご紹介していきたいと思います。
これから平屋を建てる方や、外構だけリデザインしていく方はぜひ参考にしてみてくださいね。


平家の外構デザインの重要性
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外構デザインは、家を取り巻く環境を作り上げる重要なものですが、その中には玄関アプローチ、駐車スペース、塀、柵、そしてお庭などが含まれます。
多くの方が自分の理想の家やインテリアについて熱心に考える一方で、建物周辺のデザインについては見逃されがちなことがあります。
おしゃれで魅力的な家は、建物自体の美しさだけでなく、外構との一体感があり、手入れが行き届いていることが重要です。
建物が平屋である場合、高さが制約されることがあり、建物の外観において見栄えの良さを引き立てるのが難しいかもしれません。
しかし、外構デザインにおいては高さを活かすことができます。
例えば、背の高いシンボルツリーを植えることで、家と外構のバランスが向上し、美しい外観となります。
素敵な庭がある家は、単に見栄えが良いだけでなく、そこに住みたいという気持ちもでてくるため、周りからも褒められることでしょう!


失敗しないためのポイント
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平屋の外構デザインを失敗しない3つのコツをご紹介します。

①具体的なイメージを描く
外構デザインの成功には、まずどんな外構にしたいのかを具体的にイメージすることが不可欠です。
植栽の配置や種類、門や外壁のデザイン、アプローチの形状など、検討すべきポイントはさまざまあります。
他のお家の成功事例を参考にすることで、イメージを広げることができます。
現実の外構やインターネット・SNSの写真を検索しながら、様々な外構デザインを見比べ、アイディアを膨らましていきましょう。

②外構予算の確保を怠らない
お家の建設においてよく見受けられる失敗の一例が、「家自体の予算オーバーで外構に充てる資金が不足する」という事態です。
外構工事は家が完成してから施工されるため、後回しにされやすいものです。
しかし、外構にこそこだわりを持ちたいと思っても、事前に十分な予算を確保しておかないと、理想の外構が実現できないことがあります。
予算の適切な計画が、外構デザインの成功に繋がりますので、注意が必要です!

③使い勝手を重視する
外構が見栄えよくおしゃれであるだけでなく、使い勝手も重要です。
手入れが難しかったり、利用しにくいデザインだと、せっかくの素敵な外構も本末転倒です。
将来のメンテナンスや使用時の快適さを考えて外構をプランすることで、後悔のない理想的な外構が完成します。


外構予算について
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通常、外構工事に割り当てるべき予算は、全体の建築費の約10%程度がバランスのとれた目安とされています。
たとえば、総工費が2,000万円の場合、外構に充てるべき予算は約200万円になります。
ただし、この目安は一概には言い切れず、実は土地と前面道路の高低差が1メートル以内の場合に該当します。
外構予算は土地の形状にも大きく影響されます。
前面道路との高低差が大きい場合、その差を調整するために擁壁工事が必要になります。
この擁壁工事には、土地の高低によっては300万円以上の費用がかかることもあります。
外構予算は状況によって変動するため、土地の特性や形状を十分に考慮することが重要です。


ポイントはゾーニング(エリア分け)
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外構デザインの重要な基本は、「ゾーニング」です。
ゾーニングの計画をすることで、どのエリアに何を配置すればよいのか、優先順位をしっかり決めることができ、自分のライフスタイルに合っているか見通ししやすくなります。
外構も住宅の配置図と同じように、ゾーニング(エリア分け)がキーポイントです。
住宅の間取りを優先しすぎると外構に制限がかかり、その逆も同様です。
また駐車スペースは、車のサイズや運転スキルを考えた上で、配置や駐車方法を検討していきましょう。
住宅のレイアウトを考える際に同時に外構を考えることで、機能と動線が絶妙にマッチし、使い勝手の良い快適な外構を作ることができます。


3つの外構スタイル
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外構のデザインスタイルとして押さえておくべきなのは、「外構、エントランスのタイプ」です。
オープン、セミオープン、クローズの3つの異なるスタイルがあります。
特にエントランスは住まいの印象を左右する「顔」とも言えます。
エントランス部分の外構デザインは、好みやお庭の活用方法だけでなく、住まいの外観と防犯のバランスも考慮して選びましょう。

【オープン外構】
囲いがなく、開放的なデザインです。
門柱やポストはコンパクトに設置され、玄関やリビングが外から見えるという特徴があります。
外からの視線に気を付けつつ、外構要素を配置して視線を遮ることがポイントです。

【クローズ外構】
門扉、門柱、塀、植栽で住宅を囲むスタイルです。
プライバシーを確保し、堅牢な雰囲気を醸し出します。ただし、外部からは内部の様子が見えづらいため、セキュリティ対策や外からの見える工夫が必要です。

【セミオープン外構】
部分的な仕切りを持ち、駐車スペースなどをオープンに、エントランスをクローズにするスタイルです。
オープンとクローズのメリットを取り入れ、多彩な外構デザインが可能です。


まとめ
平屋の外構デザインのコツをご紹介してきました。
外構は家を取り巻く環境を作り上げ、特に平屋では高さの制約からデザインが重要です。
外構デザインにおいては高さを活かす工夫が必要で、例えば背の高いシンボルツリーを植えることで、家とのバランスが整い美しい外観になります。
失敗しないためのポイントとして、具体的なイメージを描き、外構予算の確保、使い勝手の重視が挙げられます。
外構予算は建築費の約10%が目安で、土地の形状や高低差も考慮が必要です。
基本は「ゾーニング」で、エリア分けをすることでライフスタイルに合わせた計画が可能です。
外構スタイルもオープン、クローズ、セミオープンの3つがあり、エントランス部分のデザインは住まいの印象を左右します。
平屋をおしゃれに見せるよう、外構デザインもしっかり計画して進めていきましょう。

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