リビングとの調和!人気のウッドデッキをお庭に入れよう

リビングとの調和!人気のウッドデッキをお庭に入れよう

みなさんこんにちは、NIWA colorです。
近年人気の「ウッドデッキ」。
これからお家を建てる方や、エクステリアを変えていきたい方は気になる方も多いと思います。
ウッドデッキがあると、いろんな用途で活用することがありお庭に出る機会も増えていきます。
今回は人気のウッドデッキの選び方や注意点についてご紹介していきますので、気になっている方はぜひ参考にしてみてくださいね。


ウッドデッキが人気な理由
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ウッドデッキは、お庭に取り入れると、子供たちやペットとのアウトドアタイムが格段に楽しくなります。
お子様が気軽に遊び、ペットも庭で思い切り楽しむことができる環境が広がります。
昼間はちょっとしたティータイムやバーベキューなど、家族や友達との楽しいひとときも、ウッドデッキがあれば手軽に楽しむことができます。
さて、人気急上昇中のウッドデッキですが、魅力を掘り下げてみましょう。

1. 水に強いデッキ
ウッドデッキはその名の通り、「木製の甲板」。
かつて船やヨットの甲板に使われていたことからも分かるように、古くからの材質は水に強い特長があります。
この特性があるからこそ、雨風にさらされるお庭にも最適なんですね。

2. 多彩な選択肢、ニーズに合わせた材質
ウッドデッキの素材は多岐にわたり、予算やデザインの好みに応じて選ぶことができます。
木材をベースにしたものは、ハードウッド系とソフトウッド系に分かれます。
ハードウッド系は高密度で頑丈、一方ソフトウッド系は手頃な価格で加工がしやすいという特長があります。最近では、樹脂を含んだ「人工木」も登場し、耐久性がありながらメンテナンスが楽な素材として注目されています。

3. 自分好みの空間を演出、デザインの可能性
ウッドデッキはその材質の多様性から、理想のお庭にするのに最適です。
ハードウッドの温かみやソフトウッドの柔らかな雰囲気、そして人工木ならではのモダンなデザインなど、様々な選択肢があります。
お好みやライフスタイルに合わせて、理想のお庭空間を手に入れましょう。
ウッドデッキは、その頑丈さやデザインの自由度、さまざまな素材の選択肢などから、お庭をより魅力的な場に変えてくれるのです。
是非、お庭にウッドデッキを導入して、家族や友達との特別なひとときを楽しんでみてください。


素材は何を選ぶ?
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【天然木】
昔ながらの天然木を使用したウッドデッキは、その風格と温かみが魅力です。
形状に柔軟性がありますが、天然素材故に定期的なメンテナンスが必要です。
反りやささくれ、色落ち、腐食のリスクがあるため、素材の選択が重要です。さまざまな天然木材がありますので、ご予算やデザインの好み、手入れのしやすさを考慮して選びましょう。

【天然木のハートウッド製】
ハードウッド製のウッドデッキでは、美しい飴色が特徴のウリン、経年変化を楽しめるバツ、割れにくく耐久性が高いイペなどが利用されています。
加工は難しいですが、その分腐食に強く、長寿命です。

【天然木のソフトウッド製】
ソフトウッド製のウッドデッキでは、お手頃な価格でDIYにも適したSPF材や風合い豊かなレッドシダーという素材がよく使われます。
柔らかい素材ゆえに腐食しやすく、定期的なメンテナンスが必要ですが、手頃な価格と加工のしやすさが魅力です。

【人工木】
現代では人工木製のウッドデッキが主流となっています。樹脂と木片を組み合わせて作られた人工木は、天然木よりも耐久性が高く、メンテナンスも簡単です。
腐食の心配がなく、アルミ製の束柱も使用されていることが一般的です。
一方で、人工木製のデメリットも考慮する必要があります。
天然木と比べて質感が劣ることや、部品交換時に同じ素材が手に入らないリスク、夏場の表面温度上昇や静電気の可能性が挙げられます。
ただし、メーカーはこれらの課題に対処した製品を提供しており、例えば夏でも表面温度が上昇しにくい製品などもあります。


ウッドデッキのアレンジ
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ウッドデッキを最大限に楽しむためには、屋根や日除け(シェード)の追加がおすすめです。
木目調のデザインを選ぶことで、おしゃれで心地よい空間に仕上げることができます。
テラス屋根やシェードは後から取り付け可能ですが、建物にオーニング(布製の日よけ・雨よけ)を直接取り付ける場合は補強材が必要なことがあります。
しかし、独立タイプのオーニングも利用できるので、柔軟な対応が可能です。
最初にウッドデッキを設置し、生活を体感した後に屋根やシェードを検討するのも一つのアプローチです。
「工事費を抑えたい」といった考えがある場合は、計画段階で利用目的や理想の空間を明確にしておきましょう。
どのように使いたいかやどのような雰囲気にしたいかを明確にすることで、より効率的かつ満足度の高いアレンジが可能です。


費用について
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ウッドデッキの素材には、前述の通り、主に天然木と人工木があります。
ウッドデッキにかかる費用は、人工木の場合、1㎡あたり2.5~3.5万円となります。
一方で、天然木は基本的に人工木よりも経済的で、1㎡あたり1~3万円となります。
ただし、人気のあるウリン材を使用するハートウッド製などの高耐久性な天然木は、1㎡あたり3、4万円程度になります。
具体的な数値で考えると、例えば10㎡(約3坪)のウッドデッキを新設する場合、本体価格も含めた合計金額は25~40万円になります。
ウッドデッキのリフォームには素材の選択だけでなく、面積や屋根・手すりなど希望するデザインによっても費用が変動するため、予算を考慮しながら適切な素材とサイズを検討することが大切です。


実はデッキ下の雑草対策も重要
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ウッドデッキを設置した際、デッキの下のお手入れが簡単になると思われがちですが、実はデッキ下の雑草対策も大切です。
何も対策をせずにデッキを設置すると、デッキの目の隙間から雑草が生えてしまい、外観や利便性に悪影響を及ぼします。
デッキ下の手入れをシンプルにするためには、砂利を敷いたり、コンクリートで固めたり、または防草シートを敷くなどの処理が必要です。
これによって雑草の侵入を防ぎ、デッキの下の美しさや使いやすさを維持できます。
デッキ設置後も、デッキ下の環境を考えた対策をして、長く快適な空間を楽みましょう。


まとめ
ウッドデッキの選び方や注意点についてご紹介してきました。
子供やペットとのアウトドアタイムを増やすことができ、様々な用途でお庭を活用できる人気のウッドデッキ。
水に強く、素材も豊富でデザインの自由度が高いのも人気の秘密といえます。
ウッドデッキを作る際は、素材選びがポイントで、天然木や人工木、各素材の特徴を考慮して選ぶことが大切です。
アレンジとしては、屋根やシェードの追加がおしゃれで便利なのでぜひ検討していきましょう。
費用は素材やデザインにより変動しますが、計画段階で利用目的を明確にすると効率的に予算内で作ることも可能です。
ウッドデッキが完成したあとはデッキ下の雑草対策も重要で、砂利やコンクリート、防草シートの処理がおすすめ。
長く快適なお庭空間を楽しむためにも対策をしていきましょう。

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