お庭にアクセントを!インターロッキングのすすめ

お庭にアクセントを!インターロッキングのすすめ

みなさんこんにちは、NIWA colorです。
外構を作るとき、駐車場やアプローチの舗装はどのようにするか悩む人も多いのではないでしょうか。
後悔しない外構を作るなら、デザイン性はもちろん使いやすさ・耐久性も抑えておきたいところです。
そこでおすすめなのが、「インターロッキング」の活用です。
今回は、インターロッキングの特徴や費用まで詳しくご紹介していきます。
これから外構づくりを考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。


インターロッキングとは
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インターロッキングは、ブロック同士が互いにかみ合うように配置されることからその名がつけられました。
「かみ合う」という言葉からもわかるように、通常のコンクリート舗装とは異なり、コンクリートやセメントを使用せずにブロックを組み合わせて舗装します。
このかみ合う構造によって、互いに荷重を分散させるため、通常のコンクリート舗装にはない柔軟性が生まれます。

コンクリート舗装は一般的ですが、汚れやクラックという二つの問題があります。
年月が経つにつれて、コンクリート舗装は汚れが目立ちます。
場合によっては、アスファルトと同じぐらいに黒ずんでしまうこともありますので、注意が必要です。
さらに、コンクリート舗装にはひび割れや亀裂などのクラックが生じることもあります。
これらの問題が深刻化した場合、舗装をやり直したり他の舗装に変更する場合は、まず古いコンクリートを撤去する必要があります。
この作業には撤去費用や処分費用がかかり、それなりのコストがかかります。
一方で、インターロッキングは、汚れが目立ったり補修が必要になった場合でも、表面のブロックを取り外して敷き直すだけで済むので、工事が簡単で費用も抑えられます。


インターロッキングの特徴とメリット
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ここではインターロッキングのメリットをご紹介します。

・透水性が高く浸水防止に繋がる
透水性が高いインターロッキングブロックを使用することで、水はけが良くなります。これにより、大雨でも車が水没するリスクを低減できます。

・熱を抑えることができる
遮熱透水性のインターロッキングブロックは、舗装の表面温度を下げることができます。
夏の暑い日でも、車内温度の上昇を抑えることができます。

・デザインの自由度が高い
さまざまな色やサイズのインターロッキングブロックを組み合わせることで、デザインの幅を広げることができます。
庭や建物との調和を図りながら、外構やエクステリアをおしゃれにできます。

・雑草対策が簡単になる
雑草対策のためにインターロッキングを選ぶことで、手入れが楽になります。
雑草が生えても、ブロックのすき間から生えてくる雑草は小さく、簡単に取り除くことができます。

・耐久性と柔軟性の高さ
インターロッキングは地面の変化に強く、ひび割れが起こりにくいため、車両の出入りが多い場所にも適しています。

・補修費用を抑えられる
耐久性が高いため、長期間補修が必要ありません。
また、補修が必要な場合でも、部分的にブロックを敷き替えることで対応できるため、他の舗装と比べて補修費用が安く済みます。


インターロッキングのデメリット
インターロッキングを活用する場合、デメリットもありますので、把握した上で対策をしていきましょう。

・初期費用が高く施工期間が長い
インターロッキングを構築する際には、ブロックを敷き詰めるための下処理が必要です。
また、手作業でブロックを敷き詰めるため、施工期間が長くなります。
その結果、初期費用が高くなる傾向があります。

・隙間から雑草が生える
ブロックの隙間から雑草が生えることも課題です。
インターロッキングは基本的に雑草対策として採用されますが、隙間に砂が入り込んで雑草が生えることがあります。
お手入れが必要ですが、土が露出している部分が少ないため、雑草の生える量は比較的少ないです。

・経年劣化でブロックの色が変わる
経年劣化によってブロックの色が変わることも考えられます。
この場合、塗装などのメンテナンスが必要となります。
一部のブロックは色落ちしにくい機能を持っていますが、補修やメンテナンス費用を抑えたい場合は、最初から色落ちしにくいブロックを選択することをおすすめします。


インターロッキングの費用はどれくらい?
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インターロッキングの費用は、施工業者によって幅がありますが、一般的に歩行用の場合は1㎡当たり¥7,000~¥9,000程度、駐車場(重量2t程度)用の場合は1㎡当たり¥10,000~¥12,000程度が相場とされています。
ただし、この価格には1㎡の費用の他に雨水溝や枡の工事なども含まれていない場合がありますので、若干多めにかかる可能性があります。
また、インターロッキングの施工は他のエクステリア施工とは異なり、おおよその目安がつきにくい部分があります。
そのため、業者に依頼する前に十分な下調べを行い、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。


押さえておきたい注意点
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インターロッキングの施工は他のエクステリア材とは異なり、施工業者にとっても技術的な難易度が高いです。
ですので、インターロッキングを使う際には、施工業者に任せることをおすすめします。
施工業者を選ぶ際には慎重に検討していきましょう。
なぜなら、経年変化によって下地が沈んでくると、表面が凸凹になる可能性があるからです。
どのようなエクステリアでも同様に、インターロッキングの特性を理解せずに業者に依頼すると、手抜き工事が行われたり、高額な費用が請求される可能性があります。
業者に依頼する際は、職人の技量だけでなく、信頼できる業者であることを確認することが重要です。


まとめ
インターロッキングについてご紹介してきました。
外構を考える際には、デザイン性だけでなく、使いやすさや耐久性も重視したいものです。
そのため、インターロッキングの活用がおすすめです。
インターロッキングはブロック同士がかみ合う構造で、柔軟性や耐久性に優れています。
メリットとしては、透水性が高く浸水を防ぎ、熱を抑える効果もあります。
また、デザインの自由度も高く、雑草対策も簡単です。
一方で、初期費用や施工期間が長いというデメリットもあります。
インターロッキングを使う場合には施工業者選びが重要ですので、慎重に検討していきましょう。


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