目隠しフェンスの最適な高さが知りたい!

目隠しフェンスの最適な高さが知りたい!

みなさんこんにちは、NIWA colorです。
住んでみて初めて気づく、フェンスの高さが不足していると感じた経験はありませんか?
そんなお悩みを解決するために、これからフェンスを設置する方に向けて、重要なポイントをご紹介します。
正しいフェンスの高さの選び方や目安についてだけでなく、デザイン別のおすすめフェンスや信頼できる業者を選ぶ際のポイントについて詳しく解説していきます!


高さを決めるポイント
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フェンスの高さを決める際には、以下の2つを押さえておくことがポイントです。

① フェンスの目的をはっきりさせておく
外構フェンスの高さを決定する上で鍵となるのは、フェンスを設置する目的をはっきりさせることです。
なぜなら、フェンスの目的によって必要な高さや仕様が異なるからです。
例えば、隣家からの目隠しや家前の道路からの視線遮断、外観のデザイン性向上、または防音・防風のためなど、目的は様々です。
安易な選択で後から「高さが足りない」といった問題が起こらないよう、目的を事前に把握し、適切な高さを確保しましょう。

② 敷地の状況を把握しておく
目隠し効果を求める場合、敷地の状況も重要です。
特に注意するすべきなのは高低差です。
道路や隣地、目隠しをしたいエリアと周辺との関係性を確認することが必要です。
敷地内外の地面の高さに差異がある場合、敷地内からの高さだけを考慮してしまうと、目的に合わないフェンスの高さや形状を選んでしまう可能性があります。
しっかり確認をして、目隠しフェンスが本来の機能を果たすように心がけましょう。

また、目隠しフェンスには高さの上限があります。
典型的な住宅に設置されるブロック+目隠しフェンスの場合、高さの上限は建築基準法により2.2m以下と定められています。
これは法令に基づく制約であり、専門業者に工事を依頼する際には遵守されるべきです。
法令に則り、適切な高さを選ぶことで、後々の手間や出費を回避できます。
DIYではなく、外構業者に相談する際には、これらのポイントに注意して計画を進めましょう。


高さの目安って?
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フェンスの適切な高さの目安として、一般的には地面からフェンスの上(端)までが約180~200cmが推奨されています。
これにより、通行人からの目隠し効果が得られるとされています。
ただし、この高さはあくまでも人が立っている時の目線を基準としており、家族の身長や隠したい場所によって必要な高さは異なります。
風通しや日当たり、敷地の状況なども総合的に考えながら、フェンスの高さを決定することが重要です。
また、敷地と道路の高低差にも注意が必要です。
敷地内の地面が180cmだったとしても、道路との高低差によって外側からの見栄えや高さが変わる可能性があります。
最適な高さを具体的に確認したい場合には、外構業者に現地調査を依頼することをおすすめします。
専門家が状況を把握し、最適な高さを提案してくれることで、満足度の高い目隠しフェンスとなります。


高さが足りない時は?
もしも後からフェンスの高さが不足していると感じた場合、効果的な解決策があります。
それは、既存のフェンスに追加して設置する「長い柱のフェンス」を選ぶことです。
通常、既に設置されたブロックやフェンスに後から高さを追加することは難しいですが、
① 既存のフェンスを取り扱って新しいフェンスを設置する
② 既存のフェンスと併せて高さのあるフェンスを設置する
の2つの選択があります。

①の方法は撤去費用や処分費用がフェンスの工事費用以外に発生し、手間もかかるため、おすすめできません。
そのため、高さ不足の解消には②の方法がベストです。
高尺フェンスは、裏側に長い柱を取り付け、フェンスを独立基礎で支えます。
柱が後ろに立ってしまうことがあるため、敷地が狭くなったり通路が妨げられることもありますが、
フェンスを取り扱い、新たなものを設置するよりも費用が抑えられます。
具体的な提案を得るためには、外構業者に相談してみることをおすすめします。


おすすめのおしゃれフェンス
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・木製フェンス
木の温もりとナチュラルな風合いが魅力の木製フェンスは、庭や外構に優雅で落ち着いた雰囲気をもたらします。
様々な木材やデザインがあり、お好みや建物との調和に合わせて選ぶことができます。

・モダンなメタルフェンス
メタルフェンスはモダンで洗練された印象を与えます。
スチールやアルミニウム製のフェンスはシンプルでありながらも、独自のデザインやパターンがあります。
特に都会の住宅にマッチします。

・プライバシーを重視するフェンス
プライバシーを守りつつおしゃれさも兼ね備えたフェンスも人気です。
ルーバータイプや植物を組み合わせたフェンスなど、デザイン性と機能性が優れています。

・モザイク風タイルを使用したフェンス
カラフルでアートな雰囲気を醸し出すモザイク風タイルを使用したフェンスは、庭先を彩り豊かに演出します。これにより、単調な外構に個性的で楽しい雰囲気をプラスできます。

・植物を活用したフェンス
グリーンフェンスは、植物の自然な美しさを生かしながらプライバシーを確保できます。
クライマー植物や観葉植物を組み合わせたデザインは、季節ごとに変化する庭を楽しむことができます。

これらのおしゃれな目隠しフェンスは、外構やお庭を個性的で美しい空間に仕上げるのにもおすすめです。
自分のライフスタイルや好みに合わせて最適なフェンスを選び、住まいを一層素敵な場所に変えましょう。


外構業者の選び方
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いざフェンス工事をしようとなった時、工事を任せる業者選びには迷いますよね。
ここでは、外構業者の選び方についてご紹介します。

・ハウスメーカー(工務店)の紹介を受ける
ハウスメーカーや地元の工務店が提携している外構業者を紹介してもらう方法です。
信頼性が高まり、ハウスメーカーとの連携により円滑な施工が期待できます。

・自分で業者を探す
インターネットや地元の広告、口コミサイトなどを活用して、自分で外構業者を探す方法です。
信頼性を確認し、実績や評判を調査して、信頼できる業者を見つけましょう。

・一括見積もりサイトを利用する
一括見積もりサイトを利用することで、複数の業者から同時に見積もりを取得できます。
手軽で効率的な方法であり、複数の提案を比較することができます。
ただし、一部のサイトは登録業者に偏りがあるため、複数のサイトを利用するのがポイントです。

どの方法を選ぶかは個々の好みによりますが、最低でも2~3社から見積もりを取ることがおすすめです。
業者によって提示される費用や工事の品質が大きく異なるため、複数の提案を比較検討することで、良い業者を見極めることができます。
一社で決めず、慎重に比較検討して理想の外構業者を見つけましょう。


まとめ
正しい高さの目隠しフェンスと設置のポイントについてご紹介しました。
フェンスの高さを選ぶ際には、目的を明確にし、敷地の状況を確認することが大切です。
隣家からの目隠しや視線遮断、デザイン性向上など目的によって適した高さが異なります。
上限高さも法令で規定されているので注意が必要です。
目隠しフェンスの高さの目安は180~200cmで、通行人からの目線を考慮しましょう。
後から高さを追加する場合は、既存のフェンスに長い柱のフェンスを併設するのが効果的です。
おしゃれなフェンスとして木製、メタル、プライバシー重視のデザイン、モザイク風タイル、植物活用のグリーンフェンスがおすすめです。
外構業者の選び方は、ハウスメーカー紹介、自分で探す、一括見積もりサイトを利用するとご紹介しましたが、最低でも2~3社から見積もりを取り、業者の信頼性や工事の品質を比較検討しましょう。


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