フェンスだけじゃない!お庭に使える目隠しアイデア

フェンスだけじゃない!お庭に使える目隠しアイデア

みなさんこんにちは、NIWA colorです。
住宅の目隠しの役割はフェンスだけと思っていませんか?
フェンスを設置すると費用がかさみますよね・・・
今回はフェンス以外の方法でお庭に使える目隠しアイデアをご紹介していきます。


外構の目隠し問題
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「庭のプライバシーを守りたい」という悩みをお持ちの方は多いのではないのでしょうか。
特に「道路や隣地からの視線を遮りたい」と考える人が増えています。
カーテンを開けて外を楽しむことができない、庭でくつろぐことができないなど、この問題は日常生活において不便を引き起こし、毎日のストレスの原因となっています。
しかし、適切なアイテムを使用すれば、庭の外からの視線を気にせず、快適なプライベート空間を確保することが可能です。
用途や場所、土地の条件に合わせて検討すれば、効果的な目隠し方法が見つかるでしょう。

以下におすすめの目隠しアイデアをご紹介します。
お庭をより快適でプライベートな空間にするためのヒントを探している方に、ぜひ参考にしていただければと思います。


グランドアートウォール
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出典:ニッポウガーデンズ

グランドアートウォールとは、これまで一般的だったコンクリート製の塀に変わり、特殊発泡素材を駆使して安全性とデザイン性を兼ね備えた塀のことです。
グランドウォールの特徴としては以下の5つです。

1. 高さのある安心な塀
従来のブロック塀には高さの制約があり、災害時の耐久性を考慮して制約がありました。
しかし、「グランドアートウォール」は特殊発泡素材を用い、軽量でありながらも強固な特性を持っています。
そのため、最大3mの高さの塀を控え壁なしで実現できます。

2. 既存ブロック塀の上から施工可能
既存のブロック塀があっても大丈夫です。
グランドアートウォールは既存のブロックの上に施工することが可能で、撤去や処分の手間を省きます。

3. スピード施工が可能
擁壁やブロック塀の施工には1週間以上かかることがありますが、ランドアートウォールは工場で前工程を済ませ、短期施工が可能です。

4. 自由デザインの塀
特殊発泡素材を使用することで、グランドアートウォールはカーブ形状や小窓などの自由なデザインが可能です。
吹付けや塗り壁、タイル張りなどの豊富な仕上げ方法もあり、建物との調和を図ることができます。

5. コストパフォーマンスが良い
従来の高い工事費用に比べて、グランドアートウォールは自重が軽いため特殊な基礎や型枠工事が不要で、コストを抑えつつ高品質な施工が可能です。

シェード
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シェードも目隠しとしておすすめのアイテムです。
シェードの特徴は以下の5つです。

1. 視線のブロックと景色の確保
シェードを利用することで、内部から外部を見やすくする一方で外部からは中が見えにくくなります。
特に内側が濃い色のシェードを使用すると、プライバシーを守りつつ美しい景色を楽しむことが可能です。

2. 柔軟な設置場所
通常、シェードは窓上に取り付けられますが、天井やテラス屋根、バルコニーなど、さまざまな場所に取り付けることができます。
また、シェードの下部を固定する「納まり」は地面や土間、リウッドデッキ、バルコニーなど、いろんな場所に使えます。

3. 手軽な施工
シェードの設置は、フェンスなどと比較して大がかりな工事が不要で、手軽に取り入れることができます。

4. カスタマイズ可能な色
YKK APのシェードは豊富な色を提供しており、明るく華やかな色から落ち着いた雰囲気の色まで、9つの色から選ぶことができます。
クリームやベージュ、ライトグレイなど、透け感のある色も用意されており、自宅の雰囲気に合わせて選択できます。

5. 涼しさと省エネ
シェードは直射日光を遮り、暑さを和らげる効果があります。
YKK APの研究によれば、アウターシェードの設置により室内に入ってくる熱量を複層ガラスだけの場合と比べて6分の1以下に抑え、夏の冷房効果が向上します。


ルーバー素材
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出典:三協アルミ

ルーバーは、羽板を平行に隙間を開けて配置した建築アイテムです。
その大きさや形状は取り付ける場所に合わせて様々で、羽板の角度を変えることで機能的でありながらもデザイン性の高いルーバーが増えており、公共施設や住宅において注目を集めています。
ルーバーの特徴は以下の4つです。

1. 多機能な利用
ルーバーはガラリ戸や鎧戸とも呼ばれ、採光や換気の他に、風や日差し、視線を遮る役割を果たします。
板の角度により内部から外部を見ることができる一方で、外部からは内部が見えにくくなる特徴があります。これは建物だけでなく、車のエアコン吹き出し口などでも利用されています。

2. 羽板のバリエーション
羽板は横に並べたり、縦に配置したりと様々なスタイルがあり、大きさや形も多岐にわたります。
ルーバーには固定角度のものと可動式のものがあり、建物や設置場所によって使い分けることができます。

3. カスタマイズ可能なデザイン
ルーバーはカーテンやブラインドと同様に、日差しや視線を遮る機能を持ちながら、エクステリアとしても役立ちます。
素材やカラーの選択によって、ナチュラルな雰囲気や都会的な印象を演出でき、おしゃれな空間へと仕上げることができます。

4. 建物全体または一部分に
ルーバーは建物の全面を覆うだけでなく、一部に取り付けることでも効果的な変化をもたらします。
建物の外観や雰囲気を変える手軽でおしゃれな方法として、ルーバーが庭やエクステリアに活用されています。


フレームとタープ
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出典:三協アルミ

二つのアイテムを組み合わせる方法もあります。
例えば、フレームとタープの組み合わせは、心地よい風や自然光を取り入れつつ、周囲の視線をしっかり隠してくれます。
同時に、室内から外の美しい景色を楽しむことも可能で、柔軟性が魅力の一つです。
タープの取り外しや付け替えも簡単で、メンテナンスも手軽に行えるのも大きなメリットです。


まとめ
フェンス以外の目隠しアイデアをご紹介しました。
グランドアートウォールは特殊発泡素材を使った高さのある安全な塀で、既存ブロックの上から施工可能です。
シェードは視線を遮りながら外の景色を楽しめ、色も豊富で好みに合わせて手軽に目隠しすることができます。
ルーバーは建物や車にも利用される多機能な建築アイテムで、デザイン性も高まっています。
また、フレームとタープを組み合わせる方法もおしゃれで実用的です。
これらのアイデアを参考に、ぜひ庭やエクステリアを快適でプライベートな空間にしていきましょう。


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