今更聞けないいい外構業者の見分け方

今更聞けないいい外構業者の見分け方

みなさんこんにちは、NIWA colorです。
新築やリフォームを考える際に、外構業者はとても重要になってきます。
外構業者選びに失敗すると、多額の予算をかけたにも関わらず、後悔が残る外構となってしまうでしょう。
しかし、外構業者をどう探していいか分からないと思う方も多いかと思います。
今回は、そんな方に向けて、いい外構業者を見分けるポイントについてご紹介していきます。
これから新築やリフォームを考えている方はぜひ参考にしてみてください。


人によって変わる
3422313_s.jpg
いい外構業者を見極める際に一番重要なのは、「お客様の立場や希望」を考えてくれることです。
良い業者を見つけるためには、「何を求めているのかを明確にすること」が鍵となります。
依頼する際には、自分の要望や価値観をしっかりと考えて、適切な業者を選ぶことが大切です。
ここでは、異なるニーズに対応するための業者の選び方をご紹介します。

【価格重視の方】
外構に特にこだわりがなく、予算を抑えたい方には、安価な業者が最適です。
安価な業者もいくつかのジャンルに分かれます。
例としては、
1.デザイナー不在の会社: 人件費を削減できますが、デザインには期待できません。
2.迅速な施工提案: 迅速な施工で人件費を削減しますが、デザイン性は犠牲になる可能性があります。
3.施工品質低下業者: 下地部分の簡略化により価格は下がりますが、耐久性のリスクが上がります。

【手間を省きたい・スピード重視の方】
手続きを簡略化したい方や、建物引き渡しと同時に外構が完成して欲しい方には、ハウスメーカーが適しています。
ただし、ハウスメーカー経由だとコストが上昇する可能性がありますし、デザイン性にも制約が生じることがあります。

【デザイン・品質重視の方】
独自のデザインや高品質な仕上がりにこだわる方には、外構デザインに強みを持つ会社が最適です。
品質とデザインに自信を持つ業者や、アフターフォローが充実している業者を選ぶと、後々の安心感が得られます。
ただし、このようなサービスには一定のコストがかかり、見積もりが他の業者よりも高額になる可能性があります。
これらのポイントを考慮しながら、自身のニーズに合った外構業者を見つけることが、理想の外構を実現する近道です。


見積もり金額の差が出る理由
26335103_s.jpg
外構・エクステリア工事の費用には、「材料費」と「人件費」の2つの要素が含まれています。
そのため、異なる業者から提供される外構・エクステリアの見積もり金額が異なる理由は、以下のポイントに関連しています。

・専門の設計担当者の有無
専門の設計担当者がいると、デザインの品質に期待ができますが、これには人件費がプラスされる可能性があります。

・デザイン
細部までこだわったデザインを施工する場合、工数がかかり、それが見積もり金額に影響します。

・工事品質
土間コンクリートの厚さやブロック積みの鉄筋間隔など、見た目では分からない品質や引き渡し後の安心感に関わる要素が異なります。

・引き渡し後の対応
引き渡し後のメンテナンスを考慮しているかどうかも、見積もり金額の差に影響します。
これらの要因により、外構・エクステリア工事の見積もり金額は業者ごとに異なります。

デザイン性に関して、外構会社には専門の設計担当者がいる場合があります。
これにより、デザインに時間をかけることができ、より高品質なデザインが期待できます。
ただし、設計担当者の人件費がかかるため、これが見積もり金額に影響することもあります。
また、細部までこだわったデザインを実現する場合、施工日数が増えることがあり、それがコストにも影響します。
外構費用を最小限に抑える場合は、既製品を使用するなどの方法が考えられますが、独自の空間を作りたいという要望があれば、それに合ったデザインを重視することが重要です。

施工品質や引き渡し後の価値観、アフターサービスの違いも、外構工事の仕様基準が明確でないため、会社ごとに異なります。
安価な見積もりを提示する会社は、見えない部分でのコスト削減が懸念されます。
他社の図面を使用する業者もいますが、これは品質や安全性に対して信頼性が欠けるので、注意していきましょう。
アフターサービスが充実している場合、見積もり金額にはプランニングや施工にかかる追加費用も含まれるため、比較が難しくなります。
外構費用の差は、これらの要素によってもたらされるため、見積もりだけでなく、それぞれの要素を検討して適切な業者を選ぶことが重要です。


安い業者の注意点
28310221_s.jpg
安い業者を選択する際には、以下の注意点を確認しておきましょう。

・低品質工事の可能性
安価な契約金額で提供される業者の中には、目に見えない部分で手抜きをするところがあるかもしれません。
例えば、基礎や鉄筋、コンクリートの品質が適切でない場合、地震時の倒壊リスクが高まります。
特に、他社の設計図を利用して低価格で工事を行おうとする業者は信頼性に欠け、施工品質に対する信用も揺らぎます。
将来のトラブルを避けるためには、信頼性のある業者による工事を検討しましょう。

・アフターフォローが不足
アフターサポートは各企業によって異なります。
安価な業者は引き渡し後のケアが不足していることがあり、工事の品質を維持するためのサポートが不十分かもしれません。
信頼できる業者を見つける際には、アフターサポートの質を確認することが重要です。
良質なアフターフォローがある企業は、引き渡し後もしっかりとサポートしてくれるでしょう。


業者が何にこだわっているのか
26318035_s.jpg
自分に合った外構業者を見極めるコツとして、外構業者がこだわっているポイントを確認しておくことが大切です。

【価格にこだわっている業者】
価格を最優先に考える業者は、コスト削減を重視しています。
費用を最小限に抑えたい場合には、このカテゴリーの業者が適しています。
ただし、価格にこだわりすぎると品質や耐久性、仕上がりに問題が生じる可能性があるため、これらも考慮して業者を選ぶ必要があります。

【高品質にこだわっている業者】
一方で、デザインや品質にこだわりを持つ業者は、外構のデザインや品質に力を入れています。
個性的な外構や他の家との差別化を望む場合には、この種の業者が最適です。
この業者と取引する際には、以下のポイントを事前に調査することがおすすめです。

1.得意なデザインジャンルの確認
どのようなデザインが得意なのかを確認しましょう。
例えば、シンプルモダンやエレガントなど、得意なジャンルが異なる業者があります。
希望するデザインと業者の得意分野が一致するか確認することが大切です。

2.品質・アフターフォローの考え方の確認
デザインに重点を置いていても、品質やアフターフォローをどれだけ大切にしているかを確認します。
デザインだけでなく、長期的な満足度を考えるためにも品質とアフターフォローは重要です。
情報収集の手段として、業者のウェブサイトで施工事例を確認したり、施工に対する考え方を調査することで、自分にピッタリな外構業者を見極めることができます。
このような注意深い調査を行うことで、引き渡し後の長期的な満足度が格段に向上するでしょう。


実績を調べる
26854849_s.jpg
いい業者を判断する上で、実績を確認することもとても重要です。
実績が豊富であれば、様々なプロジェクトを経験しており、予測できない事態にも柔軟に対応できるでしょう。
デザインは感性の領域に属するため、理想的な外構を手掛けるためには、お好みのデザインを具現化できる実績豊かな業者に依頼することが不可欠です。
これまでの施工実績を確認し、自分好みに合ったデザインが豊富にあるかをチェックしてみてください。


まとめ
いい外構業者の見極め方をご紹介してきました。
外構業者の選び方には個々のニーズが重要で、価格、手間、デザイン・品質に焦点を当てた業者が存在します。
価格重視の方には安価な業者が、手間を省きたい方にはハウスメーカーが適しています。
デザイン・品質を大切にする方には、外構デザインに強みを持つ会社が最適ですが、その分コストがかかることも。
安い業者を選ぶ際は低品質工事やアフターフォロー不足に注意が必要です。
業者のこだわりにも注目し、実績の豊富な業者が柔軟に対応できるか確認するのもポイントです。
自身の要望や価値観を明確にし、信頼性のある業者を選ぶことが理想の外構を実現する鍵です。


【お庭の相談会&ガーデンツアー】
NIWA colorでは毎週土曜、ガーデンデザイナーが主催する「お庭の相談会」と実際に作られたデザインガーデンを歩いて回れる「ガーデンツアー」を開催しています。ぜひ新築の外構のイメージや、リガーデンの参考にしてください。
NIWA相談会バナー_アートボード 1.png