~植物のある豊かな暮らし~ガーデンセラピー~
植物のある豊かな暮らし~ガーデンセラピー❢
庭に出ると、五感のすべてが動き出すのを感じます。
庭園療法、ガーデンセラピーは視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚を
いきいきとめざめさせるトータルセラピーです。
五感を開放して自然に接することで、ちょっと無理をしていた
私たちの心と身体はいつの間にか自然と1つとなり、
忘れかけていた免疫力や元気な笑顔をやさしく取り戻してゆくのです。
植物の癒やし効果は科学的に解明
緑があるとホッとしたり、花の香りをかいで気分がリフレッシュしたりという経験は、
誰しも覚えがあるものでしょう。
これまで主観的な感覚として語られてきた緑による癒しの経験は、
近年の研究によって科学的に裏付けされ始めています。例えば、バラの花の香りをかいだ際には、
オキシトシン(通称幸せホルモン)というホルモンが分泌されることや、
柑橘系の香りをかぐと脳の前頭葉への血流が刺激され、認知機能が上がることなどが分かっています。
もちろん、植物の作用は香りばかりでなく、単に植物がそばに置いてあるだけで
ストレス値を下げることも明らかになっています。
こうした科学的な裏付けに基づいて、緑を暮らしの中に積極的に取り入れて、
健やかに生きようというのが「ガーデンセラピー」です。
現代の人は子育てしながら働いて、帰ってきて食事を作ってって、
すごく頑張らなきゃいけないと思うんですけど、だからこそ、ちょっと自分の時間を
作るためにも植物をそばにおいてみてほしいなと思いますよね。
自分自身を癒やすための手段として、植物は本当におすすめです。
これ以上、植物の世話までやってられない! と思うかもしれませんけれど、
今は手のかからない多肉植物とかたくさんありますからね。
ハーブも丈夫ですし料理にも使えますからおすすめですよ。
触れると香りが立って癒やしになりますし、何しろ料理が簡単に美味しくなります。
サーモンにローズマリーをのせてオリーブオイルを回し掛けて焼くだけで、
美味しいしおしゃれな一皿ができます。
そうして今の自分のライフスタイルのなかで無理なくできる植物を選んで
自分自身を癒やす時間を持ってほしいですね。