庭いじりできなくなった時こそ!メンテナンスフリーな外構工事
みなさんこんにちは、NIWA colorです。
ガーデニングが好きで、毎日こまめに手入れをしていたものの、忙しくなってお庭が放置状態になっている方も多いのではないでしょうか。
以前のようにガーデニングを楽しむ時間はないけれど、きれいなお庭を保ちたいという方はメンテナンスフリーな外構工事をすることをおすすめします。
今回は、メンテナンスフリー化できる外構工事のポイントをご紹介していきます。
ガーデニングが楽しめなくなるきっかけ
ライフステージの変化に伴い、多くの方がガーデニングを楽しむ時間が難しくなっています。
ライフステージとは、人生の重要な節目における段階をいいます。
入学・進学、新しい仕事への就職、結婚や出産など、これらの節目で、自然と生活スタイルも変わっていきます。
特に、「子どもの進学により、共働きになり、庭の手入れが犠牲になった」、「両親と同居し、介護が必要になり、ガーデニングに没頭する余裕がなくなった」といった具体例が挙げられます。
時間、体力、精神的な余裕が不足すると、かつて楽しんでいたガーデニングが難しくなりがちです。
これまで季節の花を植え、手入れを施して楽しんでいたかもしれませんが、人生の様々な節目によって生活スタイルが変わり、ガーデニングを楽しむ余裕が奪われることがお庭を放置してしまうきっかけとなっています。
メンテナンスフリーにする方法
お庭をメンテナンスフリーにする方法を7つご紹介いたします。
お手入れの手間を最小限に抑えつつ、見栄えよく仕上げる方法についてもご紹介していますので、ぜひご参考にしてみてください。
・ゾーニングの工夫
庭を用途ごとに区分けする「ゾーニング」は、手入れのしやすさを考える上で重要です。
駐車場、子供の遊び場、植栽エリアなど、庭の使い方を明確にイメージしましょう。
植栽エリアは最低限にし、手入れが簡単な鉢植えを活用すれば、手間なく季節の花を楽しむことができます。
・防草シートの活用
庭で頻繁対策しなければいけないのが雑草対策です。
雑草対策には、防草シートの使用がおすすめです。
防草シートは太陽の光を遮断し、雨水がたまらないようにする透水性のあるシートで、雑草の発生を抑えます。
これにより、草むしりの手間を大幅に減らすことができます。
・人工芝の活用
お手入れが難しい場合でも、緑のあるお庭にしたい方には人工芝が最適です。
人工芝はメンテナンスが不要で、防草シートの上に敷けば雑草の生えにくいお庭ができます。
最近ではリアルな見た目のものもあり、好みに合わせて選ぶことができます。
・砂利の活用
砂利は水はけを良くし、庭のぬかるみや水たまりを防ぐ効果があります。
防草シートの上に砂利を敷くことで雑草の発生を抑え、メンテナンスフリーとなります。
さまざまな色や粒の大きさの砂利を選ぶことで、庭におしゃれな雰囲気をプラスできます。
・ウッドデッキやタイルデッキの設置
快適なくつろぎの空間として、ウッドデッキやタイルデッキの設置がおすすめです。
これにより、雑草が生えにくいスペースを確保し、お手入れの手間を削減できます。
人工木を使用したウッドデッキはメンテナンスが簡単で、タイルデッキも手入れが不要な耐久性に優れたものなのでぜひ取り入れることを検討していきましょう。
・手入れが楽な庭木の選択
シンボルツリーを植える際には、お手入れが簡単な種類を選びましょう。
剪定の頻度が少なく、常緑樹を選ぶことで季節ごとの手入れも軽減されます。
見た目の好みだけでなく、手入れのしやすさも考えてシンボルツリーを選ぶことが大切です。
・メンテナンスフリーな目地の選択
歩行や駐車などの部分に舗装を行う際には、目地の部分に雑草が生えないようなインターロッキングや伸縮目地を選ぶと良いです。
そうすると、雑草の生えにくい状態をキープし、手入れの手間を軽減できます。
手抜き工事に注意!
外構工事で、失敗したという方はよく聞きます。
業者選定の段階で失敗したという場合は、後々手抜き工事が発覚したということもあります。
ここでは、手抜き工事でよくある3つの場所についてご紹介します。
・カーポート
カーポートの手抜き工事では、基礎工事が怠られることがあります。
カーポートは車を風雨や雪から保護するため、正確な基礎工事が不可欠です。
基礎工事で手抜きがあると、台風や積雪時にカーポートが傾いたり倒壊したりする危険があります。
・フェンス
フェンスの手抜き工事も基礎工事に注意が必要です。
フェンスの基礎部分にブロック塀をちゃんと組み合わせないと、強風などの影響で倒壊する危険があります。
フェンスは境界の明確化や目隠しのために使われる重要な要素ですので、手抜き工事による安全性の低下は避けるべきです。
・ウッドデッキ
ウッドデッキの手抜き工事では、見えにくい部分での材料選定に注意が必要です。
床材の下に使用される根太や束柱が腐食しやすい木材で構築されている場合があります。
見た目が問題なくても、これらの部分が腐食するとウッドデッキ全体に安定性の問題が起こります。
頑丈な基礎がでないと、数年でガタつきが生じ、最悪の場合、ウッドデッキが崩れる危険性があります。
こんな会社には注意してください
外構工事を検討中なら、信頼できる業者を選びたいと思いますよね。
ここでは、注意するべき業者を見極めるためのポイントです。
・パワハラ疑惑のある会社
もし上司が怒鳴りつける関係性が見受けられるなら、その企業は信頼性に欠ける可能性があります。
怒鳴り声が一般的な対応となっている場合、非常識な対応が絶えず行われているかもしれません。
お客様の前での態度が問題なら、裏での対応も懸念されます。
・図面や見積り書の不明確な点が多い
商品や施工の寸法、数量に関する不明確な点がある場合は警戒が必要です。
曖昧な図面や見積りは、後で不安や後悔を招く原因となります。
信頼できる業者は細かな情報を丁寧に説明し、クライアントの疑問に対応します。
・安すぎる工事会社
施工費用が著しく低い場合は、手抜きが行われている可能性が高いです。
本来必要な費用を削減し、品質の低下が考えられます。
安さだけに惹かれず、見積りの内容を冷静に確認しましょう。
相場から極端にかけ離れた金額は慎重に検討するべきです。
いい会社の探し方
では、いい外構業者の探し方についてご紹介していきます。
・数社への見積り依頼
見積りは複数の会社に依頼し、極端に高すぎたり安すぎたりする業者を避けましょう。
相場からかけ離れた見積りは注意が必要で、質問に対する詳細な回答が得られる業者が信頼できるでしょう。
・外注を避け、ワンストップで対応可能な施工会社を選ぶ
見積り対応が良くても、外注業者の実際の工事が問題を引き起こすことがあります。
ワンストップで対応可能な会社は、見積りと実際の工事対応に差がなく、信頼性が高まります。
また、中間マージンがなくなり、コスト削減にも繋がります。
・知人からの紹介
誠実な対応を期待できる外構工事会社を探す際、知人からの紹介もおすすめです。
知人が実際に依頼して満足していれば、その信頼性は高いでしょう。
・実際に依頼して良かった施工会社からの紹介
実際に依頼し、満足度が高かった施工会社が、他の外構工事会社を紹介してくれることもあります。
信頼できる会社同士のネットワークを利用して、評判のいい外構工事会社を見つけることができます。
まとめ
メンテナンスフリー化できる外構工事のポイントをご紹介してきました。
ガーデニングが忙しさにより手付かずになることはよくあります。
そんな方にはメンテナンスフリーな外構工事がおすすめです。
お庭を手入れなしで美しく保つために、ゾーニングや防草シート、人工芝や砂利の活用など、手軽な方法があります。
しかし、外構工事での手抜きにも注意が必要です。
カーポート、フェンス、ウッドデッキなどでの手抜き工事が発生する可能性があります。
信頼性のある業者選びも重要で、怒鳴り声のある会社や不明確な見積りの業者、安すぎる工事会社には注意していきましょう。
信頼性の高い外構業者を選ぶためには、複数社の見積り依頼やワンストップで対応可能な業者を検討し、知人や実際の依頼者からの紹介も参考にすることをおすすめします。
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NIWA colorでは毎週土曜、ガーデンデザイナーが主催する「お庭の相談会」と実際に作られたデザインガーデンを歩いて回れる「ガーデンツアー」を開催しています。ぜひ新築の外構のイメージや、リガーデンの参考にしてください。