ウッドデッキ下の収納を有効活用する方法

ウッドデッキ下の収納を有効活用する方法

みなさんこんにちは、NIWA colorです。
ウッドデッキで使うものを収納する場所が欲しい!と思われているご家庭もあるのではないでしょうか。
ウッドデッキに収納があればより快適にアウトドアライフを楽しむことができます。
今回は、収納をウッドデッキ下に作るアイデアをご紹介していきます!
ぜひまだウッドデッキに収納がない方は、参考にしてみてくださいね。


デッキ下の収納のメリット
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ウッドデッキを利用する際、デッキ上の空間を快適かつ効果的に使いたいと考える方も多いことでしょう。
そのために重要なのが、デッキ下の収納スペースを有効に活用することです。
ここでは、デッキ下の収納のメリットを分かりやすくご紹介します。

・ウッドデッキを最大限に活用できる
ウッドデッキは土台に床板を設置する構造から、土台部分にはデッドスペースができます。
このスペースを有効に利用するためには、床下収納が最適です。
デッキ上をすっきりと使うことで、広々とした快適な空間を確保できます。

・収納を隠せて見た目もスッキリ
収納を作る際、「デッキの上に作っても良いのでは?」と考えることもあるでしょうが、デッキの一部を収納に充てることでスッキリとしたデッキを維持できます。
外から見えない「見せない収納」を活用すれば、ウッドデッキのエクステリアを保ちながら、機能的な収納スペースを確保できます。

・整理整頓ができる
ウッドデッキの下には広々としたスペースが広がっています。
このスペースを有効活用すれば、備品を綺麗に収納し、整理整頓がしやすくなります。
スペースに余裕があることで、取り出しもスムーズで、ウッドデッキの活用の幅も広がるでしょう。


便利な収納方法
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出典:大日本木材防腐株式会社

デッキ下収納を最大限引き出す方法には、主に二つあります。
ご自宅のデッキの形状や収納したいアイテムによって検討してみましょう。

・床板をくり抜く
最初の方法は、床板を工蓋として、その下に収納スペースを設けるものです。
これはまさにキッチンの床下収納と同じ原理で、床板の一部を加工する必要があります。
デッキの傷つきを気にされる方には向かないかもしれませんが、収納したアイテムの取り出しが簡単で、設置位置も柔軟に選べるというメリットがあります。

・デッキ下の側面から収納
もうひとつの方法は、デッキ下の側面から物を収納する手法です。
この方式ではデッキの床板を特別な加工する必要がなく、デッキ下のスペースを直接活用できます。
ただし、デッキの中央や奥にしまったものの取り出しが難しい場合があり、また、デッキの高さによっては幕板が干渉する場合もあります。

どちらの方法もメリットとデメリットがありますが、お好みやデッキの構造によって最適な収納方法を選んでいきましょう。


デッキ下以外の収納方法
一般的にはデッキ下が最もポピュラーな収納方法ですが、デッキ以外の場所にも有効に活用できる収納方法があります。
ここでは、デッキ上以外の3つの収納アイデアをご紹介します。

・ステップ内の収納スペース
ウッドデッキに段差(ステップ)がある場合、その内部を利用することができます。ステップの天板を開閉可能にすることで、小物を収納できるスペースが生まれます。
これにより、デッキのスペースを有効に使いながら、見た目を損なうことなく収納が可能です。

・ベンチの座面を利用した収納
デッキ上に収納したいけれど露出させたくない場合は、ベンチの座面を活用するのがおすすめです。
収納スペースを備えたベンチ製品も多くありますので、デッキに統一感を持たせつつ、実用的な収納スペースを確保できます。

・階段下の収納スペース
デッキ上以外にものをしまいたい場合は、デッキに設置した階段の下に収納するというアイデアもあります。
ただし、美観にはやや欠けるため、一時的な利用に向いています。


収納スペース活用アイデア
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ウッドデッキで快適なアウトドアライフを過ごすためには、デッキ下の収納スペースを賢く活用しましょう。
ここでは、収納スペースの活用アイデアをご紹介していきます。

・すぐ使うものを収納
デッキ下の収納には、ウッドデッキで活用できる備品を収納しておきましょう。
BBQ道具、紙製の食器類、庭用具、アウトドア用品など、デッキでのよく使うアイテムを選んで収納しましょう。

・収納方法をより工夫する
デッキ下収納の利便性を向上させるには、一工夫することが重要です。
例えば、床板を加工して収納スペースを作る場合、分割された観音扉にすることで開閉が簡単になります。
デッキの側面から収納する場合は、キャスター付きのコンテナを使用して取り出しをスムーズに。
また、幕板を外して収納を作る場合には、DIYで簡易的な扉を取り付けることでおしゃれな見た目の収納となります。

・ローテーブルにする
デッキに収納式のテーブルを取り入れると便利です。
収納にする床板部分に足を取り付けるだけで、簡易的な収納兼ローテーブルに変身します。
足はDIYで余った木材を使用するか、お気に入りの材料を用意しても良いです。
収納部分にクロスをしまい、組み立てたローテーブルの天板に敷けば、おしゃれで機能的なテーブルが完成します。
ホームセンターで手に入る安価な金具を使用すると、手軽に作ることができます。


注意点
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ウッドデッキの収納についてご紹介してきましたが、注意点もあります。

・気候の影響に注意
デッキ下は屋外環境に晒されていますので、雨や風などの気象条件の影響を考慮する必要があります。
収納するアイテムは、剥き出しにせずに、ラッピングやコンテナなどを利用して、天候対策をしていきましょう。

・おすすめしない収納物
デッキ下の環境は季節によって乾燥や湿気が変動し、安定しないことがあります。
湿度の変動によって品質が劣化する可能性があるものは、デッキ下の収納には向いていません。

・容量の制限
収納スペースに無理に詰め込むと、取り出しや整理が難しくなることがあります。
収納するアイテムは慎重に選び、ウッドデッキを快適に使うための道具に絞り込みましょう。

・セキュリティが弱い
室内の収納とは異なり、デッキ下には防犯上のリスクがあります。
高価なものや貴重品の収納は避け、安全性を考慮して慎重に管理しましょう。


まとめ
収納をウッドデッキ下に作るアイデアをご紹介してきました。
デッキ下を有効に利用することで、デッキ上の広々とした空間を確保でき、見た目もスッキリと維持できます。
収納スペースのアイデアとして、床板をくり抜く方法やデッキ下の側面から収納する方法があります。
デッキ以外にも、ステップ内やベンチの座面、階段下などにも収納スペースを作ることが可能です。
注意点としては、気候の影響や湿度変動に注意し、容量やセキュリティにも留意することが重要です。
ウッドデッキで快適なアウトドアライフを実現するために、ぜひデッキ下の収納を活用してみましょう。


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